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災害ケースマネジメント宣言
私たちJASTは、災害ケースマネジメント宣言を支持します。
災害ケースマネジメント宣言
【定義】
災害ケースマネジメントは、被災者一人ひとりの生活再建に必要な支援を行うため、被災者に寄り添い、その個別状況・生活状況などを把握し、それに合わせてさまざまな支援策を組み合わせた計画を立てて、連携して支援する仕組みのことである[i]。
【5つのポイント】
①個別対応
災害ケースマネジメントは、被災者ひとりひとりの問題やニーズに対し、必要な全ての支援を行うものである。
②アウトリーチ
住民の被災状況や受援状況の調査は、個別訪問(アウトリーチ)によるものとし、全ての問題解決に至るまで、地域全域に対して継続的に行われなければならない。
③支援の計画性
支援者は、被災者のニーズや状況の変化に柔軟に対応し、かつゴールを見据えた「支援プラン」を立てるものとする。
④支援の総合連携
アウトリーチ及び「支援プラン」の作成と実行にあたっては、行政・社協・民間・専門家等あらゆる社会資源が全ての情報を共有し、共通の目的に向かって活動を行うものとする
⑤平時からの備え
災害ケースマネジメントは、憲法13条・25条を論拠とし、これの実現のためには平時からの防災計画に於いて、シミュレーション・演習や人材育成等が行われるべきである。
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