日本ソーシャルセラピストアカデミー組織概要
CONCEPT
【設立の背景】
前身団体である「緑水の森(被災地被災者)支援活動」は、2011年3月11日東日本大震災における救援及び復興支援として、カウンセラー・エグゼクティブコーチ・音楽家などが中心となり心のケアを軸とした支援活動を行うために設立、5年間の予定で活動を開始する。震災翌日より、生命維持のための食糧・水・灯油・ガソリン等、物資支援を行う。並行して現地ニーズ調査、炊き出し、仮設住宅コミュニティー創設支援、心と体のケアのためのサロン開設、ボランティアのための拠点設営及び運営、ボランティアコーディネート等を行った。
現地に通う中で生まれた人脈によりニーズ調査・ボランティアコーディネート等を行う一方、メンバーの専門性を活かし被災者・避難者・支援者に対して、無料カウンセリング(対面・電話・メール・SNS等)、団体間関係調整を日常業務として行い、ソーシャルケースワーク等を無償で提供してきた。(相談援助件数は2022年9月現在で、のべ50,000件超)またピアサポーターに対し、傾聴ボランティアの教育講習・自助グループネットワークの構築・ネットワーク内のスーパーヴィジョンの体制等の構築を行ってきた。
【設立目的】
支援現場に於いてメンタルケアの出来る支援者の深刻な不足に対し、新たに人材育成事業を展開すべく、一般社団法人 日本ソーシャルセラピストアカデミー(JAST)を2013年10月に設立。
「豊かな社会の実現とその持続に貢献するために、次世代を育む環境づくり、人づくりをテーマに活動を行うこと」を目的とし、活動を行っている。
【活動実績】
・前身団体を含め、カウンセリング件数は50,000件超。
・2013年10月~ 社会福祉協議会職員及び 生活支援相談員へのアドバイス、スーパーヴィジョン
対人援助者へのスキルアップトレーニング講座・メンタルケアの技能講習の開催
全国各地の避難者グループ・支援団体に対しての、セルフメンタルケアの講習及び共助的メンタルケアの講習開催
・2014年6月~2015年3月 福島きずな維持再生事業
・2015年6月 一般社団法人 環境経営支援機構 (EMO)主催 第25回Selexフォーラム 基調講演